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毎日の積重ね

eAcademyは横浜市青葉区、田園都市線江田駅そばにある英語の学び場です

英語を勉強していて、なかなか思うように成績が伸びない、力がついている実感がない、と感じることは多いと思います。

正直なところ、これをやればすぐに英語力が向上する、といった魔法の学習法はありません。
そんなものがあれば、今ごろみんなやっています。

当校に通う生徒を見ていて感じることは、日々の地道な学習を継続している生徒がやはり力をつけていることです。

昨日の自分よりも少し単語を覚えた、昨日に続いて今日も英文を読んだ、リスニングの練習を今日も30分やった。
それだけでは、進歩を感じることは恐らくないでしょう。

でも、日々続けていると、ある時に以前よりも少し進歩している自分に気づくことがあります。
その進歩は周囲からは判らないほど小さなものでしょう。
でも自分でそれが判る。

そんなことを積重ねられる人が進歩するのだと思います。

僅かでも昨日より進歩、僅かでも明日は今日より進んでる、その継続が大切なのだと改めて感じる今日この頃です。



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Paris Olympics come to an end

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今日は英語学習とは無関係のお話を

パリ五輪も終わってしまいました。
日本は金メダル20個を含む45個という最多メダルを獲得しました。

観戦していると、その目標が何であれ、何かの目標に向かって進んでいる姿は美しいものだ、とあらためて感じます。

五輪観戦しているある人のYou Tubeを観ていると、観客の競技観戦マナーというか姿勢というか、そういうもののリテラシーの高さを実感したという意見を目にしました。

陸上競技を観戦していると、通常は観客がまばらなモーニングセッションからスタジアムは満席で、どこの国でもそんなことは普通はない、とのことで新鮮な驚きがあったそうです。
さらに国に関係なく、選手への応援にリスペクトがある、というようなコメントをしていました。

競技と競技の合間にカラオケの時間があったそうで、誰でも知ってるような曲が流れて観客全員で歌うんだそうです。

なんだか楽しそうですね。
なぜ日本のメディアは報道しなかったんだろうと思います。


また、各競技開始前の杖を3回つくセレモニーなども、文化の歴史の長さを感じさせるとても素敵なセレモニーだったと思います。

運営にはいろいろと問題もあったようですが、
やはり古代ローマからの長い歴史を持つ国の伝統はさすがだなと思います。

暑い日が続く夏のある日、とりとめのない事を綴ってみました。


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英語の勉強にベストな教材は?

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日本中の多くの人々が英語を学ぶうえでベストの教材・参考書・問題集は何だろうと悩んでいます。
書店に行けば山のようにこういった教材が、所狭しと並べられています。

その中でどれが良いのだろうと悩んでしまうのも仕方あリません。

今回はそれらの教材のどれが良いかお知らせします。

答えは、、、

「どれでも良い」

です。

強いて云うなら、書店で眺めて、あるいはオンラインストアでスクロールしながら、これかなと自分で感じたものがあなたにとってのベストパートナーです。

何が言いたいかというと、

「世にある教材のどれも対して差は無い」

だからどれでも同じです、
ということですね。

それよりも大切なことは、

「この教材を使って勉強してみよう」と思ったら、それを最後までやり切ることです。


全員が、とは申しませんが、英語学習に悩んでいる多くの生徒を見ていると、「これは最後までやり終えた、でも、、、」、という悩み方をしていません。

これが一番の問題です。

手元にある教材を兎にも角にも最後までやり切ってみましょう。
そうすればやり遂げたという達成感とともに自信が芽生えます。

次は何をやろうか、と悩むことができるのです。


当校では、使う教材は基本的に学校で使う教科書です。
その理由も同じです。

手元の教材をほったらかして、何が良いかを悩む時間で単語を一つ覚えましょう。
そのほうが遥かに有意義です。

これをやれば英語力アップは間違い無し!
というものが本当にあるなら、それは大ベストセラーで誰もが知っているはずです。
でも、そんなものは無いから、みなさん悩むのです。


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当校の生徒の多様性(その3):英語が得意でもっと伸ばしたいと思っている生徒

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前回・前々回と生徒に応じてどのように指導方法を変えているかをご紹介しました。

当校の生徒の多様性(その1)
https://learning-com.jp/blog/article.html?page=129


当校の生徒の多様性(その2)
https://learning-com.jp/blog/article.html?page=130


今回は、「英語の勉強が好きで、もっともっと英語力を伸ばしたい」と思っている生徒についてご紹介します。

当校には具体的に下記のような生徒がいます。個々の指導内容とともにご紹介します。

Nさん(中3):
小学校6年生の時から通っていて。英検準1級取得済み。小5で英検2級に合格したものの準1級が難しすぎて、とのことで通い始めました。将来は海外の学校で勉強したいと思っています。

Writingを見ていると文法の理解がまだ不充分なので、Murphyの「English Grammar in Use」で英文法の理解を体系的に進めています。
併せて、高校生対象のオンライン授業でReadingを勉強しています。

学校で帰国子女の子と同じクラスに入っているので、Listeningについてはそれで充分だと考えています。



Mさん(中1):
小5から始まった学校での英語の授業が楽しくて、もっと英語ができるようになりたいと通い始めました。今度英検2級に挑戦する予定ですが、まず問題なく合格するでしょう。急ぐ必要はありませんが、中学卒業までに準1級に合格することが当面の目標です。

これまでは単語を覚えて、英検の読解問題を解くことを中心に学習していましたが、基本的な英文法の理解は今後のためも必要なので、上記Nさんと同じくMurphyですが「Basic Grammar in Use」で基本的な文法理解に取り組んでいます。

それと同時に、Ladder Seriesを好きなもを選んで読むようにしています。Ladder Seriesはレベル1から5まで難易度が分かれているので、いろいろなレベルのものを読むようにアドバイスしています。
とにかくたくさんの英語に触れることが最も大切です。

Listeningについては、小学校時代に徹底的に発音を指導することから始めました。Ladder Seriesの音声を教材にして音読を行っています。



Iくん(高3):
当校で最も実力のある生徒です。準1級の1次は難なくパス、Speakingは何故か3点足りずに不合格、ふてくされて「英検はもういいや」、と言ってます。英語だけでなく他教科も成績優秀な、いわゆる秀才です。これから本格的に大学受験対策に入ります。

高校進学以来、彼にはとにかく多くの英文を読むことをアドバイスしています。
文法の勉強はほとんどやっていません。Readingの過程で文章構造が複雑なものに出会った際に、それを解析しながら文法項目を解説するようにしています。

単語を覚えることも、長文読解を通じてやるようにしており、彼自身もいわゆる単語帳で単語を覚えるということはやっていません。語源に基づいて単語を理解すること、接頭辞や接尾辞を押さえることで語感を養えており、本人もそれで充分にReadingはやっていけると理解しています。
当校の生徒のなかで最も多くの英文を読んでいます。

ListeningについてはOverlappingをやっています。ただ見ていて、音声のスピードについていこうとするあまり発音に落ち着きが無いように思われるので、Repeatingに変更することを考えています。
Native Speakerと同じ流暢さで話せる必要は日本人にはありませんので。



Aさん(高1):
上記Iくんの妹です。お兄ちゃんの勉強方法を良く聴いてマネするように言ってます。
高校に入って知らない単語がドバドバ出てくると戸惑っています。
お兄ちゃんから「Target1500」をもらったものの、面白くないので単語の覚え方を検討中です。「英単語の語源図鑑」をやることを考えています。

高校受験のために充分にやれなかったListeningの力を付けたいと本人も考えており、学校でもDictationをやっているとのことなので、その教材を使ってRepaeatingをやるようにしています。なかなか難しくて、思うようにできないようですが時間とともにできるようになるでしょう。
高校受験対策が本格化する前に、発音の指導をやっていたので、素地はできているので


他にもご紹介したい生徒がいるのですが、このくらいにしておきます。



上記に加えて生徒たちに伝えていることのポイントは以下の2つです。

1.量をこなす

とにかくたくさんの英語に触れること。
英語は質より量
であることを知ること。
言い方を変えると、量を伴わない質の向上はないとしること。


2.いろんな勉強をする

その人の英語力を決定するのは、最終的にその人の知識と教養なので、英語ばっかり勉強せずに他教科もしっかり勉強すること。
そしてたくさん本を読むこと。

せっかく縁あって当校に通ってくれるようになったのだから、英語しかできない残念な人にならないでもらいたいと願っています。


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当校の生徒の多様性(その2):英語に苦手意識はないけど得意科目ともいえない生徒の指導

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前回のブログでは、当校に通う様々な生徒のなかで、英語が苦手な生徒の指導法についてお伝えしました。

当校の生徒の多様性(その1)
https://learning-com.jp/blog/article.html?page=129


今回のブログでは、
「苦手とまではいわないものの、得意ともいえない、もっと英語力を向上させたいけどどうすれば良いのか分からない」
という中学・高校の生徒に対する指導法をご紹介します。


こういう生徒に共通する特徴として以下のようなことが挙げられます。

1.英語の学習時間が充分ではない(英文に接する量が少ない)
2.文法ができないから英文が読めないと思っている
3.だから細かい英文法の問題を時間をかけてやっている
4.その結果、英語を読む量が少なくなってしまっている


というループに陥っているように思われます。

英文法を軽視するつもりはありませんが、あまり細かい英文法を勉強したからといって英語が読めるようになるわけではありません。
逆に、文法的理解が多少足りなくとも、前後の文脈などでその英文の意味をある程度理解することは可能です。

その意味では、英文法の勉強はそこそこにして、もっとたくさんの英文を読む(あるいは聴く)ほうが英語力向上には有効です。


英文法の勉強は中学でしっかりやる、そして中学で学ぶよりも多少複雑な文法を高校1年で学習するので、ここまでは文法に比重を置いても良いかもしれません。

中学での学習も文法をやるにしても、多くの問題にあたることが重要です。つまり量をこなす必要があるということです。

そうして基礎的な文法の理解ができたら、あとはより多くの英語に触れることが最も大切なことだと思います。
その過程で意味が良く解らない英語に出会うでしょうから、その時には文法的な解説も必要でしょう。つまり読解問題を通じて文法を理解していくプロセスが効果的だと考えています。

ここで強調したいことは、英文法は基礎的な理解ができていれば充分であり、それ以上のあまりに細かい内容を学習する必要は、英語力向上には必ずしも必要ないこと、そのための時間を読むこと・聴くことに振り分けるべきだということです。


以上の理由から、始めにご紹介したタイプの生徒の指導は次のようになります。

中学生であれば多量の問題をやることになります。多少不明な箇所があっても構わないので、同じような問題を繰り返し解くことが重要です。

高校生であれば遅くとも高2になったら、文法学習は脇に置いて長文読解とリスニングの練習のみにシフトすることになります。
生徒によっては不安感もあるので、高1までは英文法に比重を置くこともあり得ます。

しかし、このリスニングと長文読解へのシフトを早く完了させた生徒は、その後の英語力が劇的に向上しています。



使う教材は何でも構いません。

どんな教材が良いのか考える時間があるなら、その時間を読解に使いましょう。

まずは手元にある教科書から始めるのが良いでしょう。
それだけだとつまんない、という生徒はその他の長文読解問題集をやっていきます。

300語以上の長文読解問題を1日1問こなす習慣をつけたいものです。

リスニングの練習は、取り組んでいる長文の教材を音読することが効果的です。
その中でOne Sentenceで良いので音読し、その直後に文を見ないで復唱してみましょう。まず間違いなくできません。
これをできるようになることがリスニング力を向上させます。

詳しいやり方をしりたい方は、是非お問合せください。


今回も長くなってしまいました。
次回のブログでは、かなり実力のある生徒のさらなる進歩のために何をするかについてご紹介したいと思います。

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当校の生徒の多様性(その1)

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当校には高校生から小学生まで様々な生徒が通ってくれています。
学校もバラバラですし、生徒のレベルも異なります。
もう卒業しましたが、浪人生やTOEICを受けるためにと大学生が通っていたこともあります。

江田駅周辺の生徒が最も多いのは確かですが、隣の駅あるいはもっと離れた駅が最寄りの生徒も通ってくれています。この点は駅そばであることが理由かな、と思っています。

高校を退学して、これからどうやって生きていくかを全く異なる視点から考えている十代の子も一名います。


今回のブログでは、そんなイーアカデミーの様々な生徒と、その学習方法について少しご紹介できればと思います。


最も多いのは、やはり定期テストで充分な得点を挙げられず、英語に苦手意識を持ってしまった高校生・中学生です。
なんとか苦手意識を払拭したいと通うようになった生徒たちです。


こういった生徒に必要なことは自信をつけることです。

そのためにも予習をやることと、単語レベルで良いのできちんと発音できるようになることを中心に指導します。
予習する箇所の英文をノートに書き写し、進出単語・自分で解らない単語もノートに書いていきます。
ここで一度私がチェックします。
書き間違いやスペルミスなどがあるからです。

さらに記載した単語の意味を調べて、それをノートに書いていきます。
その時に発音を確認します。Googleでも構いませんし、手持ちの電子辞書を使うでも何でも良いので、ここで発音を確認する習慣をつけることが重要です。
これをしない生徒で英語の成績の良いケースはほとんどありません。
この時点で私がチェックして、場合によっては発音してもらったりします。

単語を調べたら、英文の意味を考えて日本語の意味をノートに書いていきます。
きれいな日本語訳である必要はありません。私たちは翻訳家を目指しているわけではないので。
ここで私が再度チェックします。
ちゃんと英文を理解できてるか、そうでないかは、このノートを見ると判るものです。
ここでも必要に応じて英文を音読したり、私が解説を加えます。

必要な生徒には、さらに当校で活用する授業動画を視聴してもらいます。

ここまでやって学校の授業に臨んでもらいます。
そうすると学校の授業が2周めの学習となり、定期テスト前には再度学習します。つまり3周めに入るということです。
このサイクルを身に付けてもらえれば、「自分は勉強してきてる」と実感でき、それが自信になり、その後はスピードの違いはあれ、テストでの得点が上昇し始めます。

慣れてくれば予習のスピードも上がってきます。
そうすると、音声を聴いてそれをマネするイメージで音読を習慣にしていきます。


少し長くなってしまったので、その他の生徒のことは次回のブログで紹介したいと思います。

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発音はやっぱり重要!

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最近、「やっぱり発音を身に付けることは大切だ!」と思わされることがあったのでご紹介します。

これを読んで発音の大切さを知ってもらえることを願っています。

ある高校2年生を指導中のことです。
彼は次のような問題に取り組んでいました。


A・Bの文章が同じ意味になるようにカッコに適語を入れる話法に関する問題です。

A: My friend said to me, "You should call her now."
友達は私に言った、「今、彼女に電話するべきだ・」

B: My friend ( ) ( ) ( ) call her right away.

正解は
B: My friend ( advised ) ( me ) ( to ) call her right away.
友達は私に彼女にすぐ電話するように助言した。

が最適でしょう。

どういう場面なのかが不明なので、「advised(助言・アドバイスする)」は「told」でも良いかもしれません。


当該生徒はここに「read(読む)」という語を解答していました。
何故「read」としたのか、意図が全く分らなかったので訊ねてみました。

すると彼曰く、「すぐに電話するように私を導いた、という感じで"read"じゃないかと思った」

一瞬意味が解らず、間が開いてしまいましたが、彼に訊いてみました。

「それって、ひょっとして"lead"のこと?」


彼も一瞬意味が解らなかったようで、間が開きましたが、、、

「あっ!」 と気が付いたようです。

「lead」は場面によっては、ひょっとしたらあり得る解答かもしれません。しかし「read」はあり得ません。



この間違いは、「L」と「R」の発音と、その違いによる意味の違いを理解できていないことに根本的な理由があります。


英語学習において発音は非常に重要です。
当校では入会当初に最低限身に付けるべき英語の発音を指導していますが、時にこのような間違いをする生徒が出てきます。

「L」と「R」の発音は日本人には悩ましいものであることは確かですが、これができないと上記のような間違いをしてしまうことになります。
日本語の「ラ行」とは全然違う発音であること、「L」と「R」の違いによって意味が変わってくることを理解て、通じる程度に発音できるように練習しなくてはなりません。



発音が重要と云っても、Native speakerと同じ発音ができるようになる必要はありません。(それを目指して練習することは大切ですが)

ただし、少なくとも相手に通じる程度の発音を身に付けることは必要です。
「L」と「R」の区別がつけられないと、何を言いたいのかが相手に伝わりません。

上記の問題のような場面で、「advised」ではなく「lead」と正しい発音で言えば、ちょっと変だなと思われても言いたいことは解ってもらえるでしょう。
しかし「read」では、さすがに相手も混乱するでしょう。

日本滞在が長く、日本人が「L」と「R」の区別が苦手であることを分かっている人であれば、笑みを浮かべて頷いてくれるかもしれません。

しかし、そういうストレスを相手に与えない程度には発音を練習することが大事ですし、それが英語を理解することの手助けとなることも間違いありません。




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受身の文章を理解するには

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受身の文章を理解する良い方法をご紹介します。

必要なものは教科書のみです。
いや、ペンとノートも必要ですが。

例として横浜市の中学校で使われている「Here We Go」で説明します。

受身の文章は2年生のUnit8(108~109ページ)で出てきます。

以下のような文章が本文に記載されています。

1. It's still performed all over the world
2. The songs were written by Rodgers and Hammerstein.

1.の「It」はミュージカル「サウンドオブミュージック」のことです。

それぞれの意味は次のような感じでしょうか。

1. サウンドオブミュージックは世界中で演じられてる
2. (その中で歌われる)歌はRodgersとHammersteinによって書かれた

受動態とは、「Be動詞+過去分詞」によって表されると云ったことを教わりますね。
それに加えて、いわゆる「SVO」の構文となる文章の「O」が主語になるということを理解する必要があります。

これが意味するところは、

A. 受身の文章は「SVO」の能動態の文章に書き換えることができる、ということです。

逆に云うと、

B. 「SVO」の構文の文章は受身の文章に書き換えることができる、ということでもあります。

受身の理解を確実なものにするためには、上記AとBが機械的にできるまで練習することが効果的です。

それでは前述の1と2の文章を能動態に変換しましょう。

1. They perform it(The Sound of Music) all over the world.
2. Rodgers and Hmmarstein wrote the songs.

併せて、108ページの本文の中から「SVO」の文章を幾つか抽出してそれを受身の文章に変換してみましょう。

3. They wrote so many hits.(They = Rodgers and Hammerstein)
⇒ Many hits were written by them.

4. In any case, we need more people, donT we?
⇒ In any case, more people are needed, (by us) aren't they?

幾つかの例文を使って同様のことをやってもらうと、間違える、あるいは解らない、といった生徒はたくさんいます。

あまり突き詰めて考えず、教科書から「SVO」の文章と受身の文章をピックアップして、上記の練習をやってみましょう。

受身の文章の根本が理解できるはずです。




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「NO」という語の意味を考える

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今回は「NO」という単語、あるいは接頭辞の意味について思うところを述べてみたいと思います。

「NO」という語を最初に学ぶのは、疑問文に対する答えとして「いいえ」の意味でしょう。

Do you like an apple? : リンゴは好きですか?
No, I do not. : いえ、好きじゃないです。

といった感じです。


ところが英語学習が進むとこんな文章に出会います。

I have no money. : 全然お金を持ってない。
Nobody likes him. : 誰も彼のことを好きじゃない。
Nothing is impossible. : 不可能なものなど何もない。やればできる。


このような文章の意味を考える際に、授業ではどのように教えてるのでしょうか?

eAcademyでは「NO」という語は「ゼロ」という意味だと理解するよう指導しています。

前述の文章で説明します。
次のように英文の意味を理解します。

I have no money. : 私はゼロ円のお金を持ってる。
Nobody likes him. : ゼロ人の人(body)が彼のことを好きだ。
Nothing is impossible. : ゼロ個の物(thing)が不可能だ。


これらが上記英文の本来の意味です。

しかしこれだと日本語があまりに不自然です。
だから、もっと自然な日本語に表現を変更しているのです。
つまり直訳ではなく意訳しているということです。


意訳することは悪いことではありませんが、何故そういう意訳になるのかということを一旦は直訳したうえで理解することが必要です。

そうすることで英語と日本語の表現方法の違いを理解することができて、その結果として英文理解がより確かなものになります。

変な日本語だけど直訳することで、英語の理解が深まると同時に日本語の理解も深まるはずです。


多くの反論もあるでしょうが、

英語を読んでいる時(英文解釈を勉強している時)、日本人は最も深く日本語の勉強をしていると思います。

国語の授業中ではありません。


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解るまで訊く!

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先日行われた共通テストについて、同じ問題で高校2年生は模試を受けました。
共通テスト模試を受けた多くの高2生が、「決して難しくはないけど量が多くて最後までできなかった」、と言ってます。

確かに前回よりも語数が増えたとのことで、時間が足りないと感じた生徒は多いと思います。

しかし、同時に高3の受験生の中にはReadingもListeningも9割を超えた生徒もいました。

高1や高2の生徒はこれから1年、あるいは2年かけてあの量をこなせるだけの読解力を身に付けなくてはならないということです。

さて今回の共通テストで多くの受験生が最も苦労したのは大問5の物語風の文章ではないでしょうか。
大問5の問1は、本文で述べられている出来事を時系列で把握することが必要でした。しかし本文はそれがすんなり把握できるような文章構成にはなっておらず、何度も読み返す必要があったと思います。




とある高2生と本模試の復習をやりました。
やはり時間が足りなかったとのことですが、最も面倒だった大問5の復習を最初にやりました。

本人はなかなか理解できず、時系列をつかめませんでした。一度、細かく説明して一旦は解かったと思ったようですが、自分で再確認のため見直すとどうしても曖昧になり、再度質問にきました。

改めて先ほどとは異なる説明をして、さっきよりは分るけどまだピンと来ない、とのことなので、タイミングと併せて時系列に表を書いて説明しました。

ここで文法的な理解不足もあって前後関係がつかめなかったことも判明しました。

やっと本人も納得できました。

説明する私も少し疲れましたが、曖昧なままにせず納得できるまで訊く姿勢はとても重要です。
ともすると、まあいいや、と曖昧なままで先に進みがちですが、きちんと明確になるまで考えることを忘れないでもらいたいと思います。




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