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音声に併せて発声しよう

eAcademyは横浜市青葉区、田園都市線江田駅そばにある英語の学び場です


前回のブログでは一つの文章での音読練習を説明しました。
今回はその発展編です。
今のところこれが最も効果的なリスニングの練習だと思います。


音声の発音をマネして音読できるようになったら、音読だけでなく音声のスピードに併せて発声する練習をやりましょう。

加えて、数行の複数の文章で練習します。

こうなると教材は教科書であれば本文の長い文章を使うことになります。

最初は2,3行、2つくらいの文章で良いでしょう。
時間に換算すると10秒程度のものを使います。

まず、これまでの要領で音読できるようにします。
それが終わったら、音声を聴きながら同じスピード、同じ発音、同じアクセント、同じタイミングで息継ぎをして、音声を完コピするつもりで発声しましょう。

これがOverlappingです。

かなり難しいので、慣れるまではスピードを0.75倍速に落としても構いません。

できるようになったらスピードをノーマルにして同じようにやってみます。

次は、音声だけを聴いて、その後にそれを発声します。

これをリピーティングと呼んでます。

音声だけでなく、その意味を聴き取るイメージでやらでないとできないと思います。

細切れにしてやっても構いません。
最後は全部を通してやれるまで練習します。

ちゃんとできるようになるには1~2時間はかかると思います。
ですから何日かに分けてやるようにしてください。

さらに慣れてきたら、1.5倍速で聴くこともやってみてください。
聞き取れるまで何度でも聴き直してください。

ここで、「聴き取れる」とはどういうことかと云うと、聴いてるときに頭の中に文章が浮かぶイメージです。
速いので、なかなかそうならないことを実感するはずです。

聴き取れたら、ノーマルスピードで聴いてみましょう。
あまりのゆっくりさに驚くはずです。


ここまで来たら、先に説明したOverlappingが簡単にできるようになっています。
再度チャレンジしてみてください。

ここまで説明した練習を頑張って続けてみてください。

続けているうちに、もう少し長いものをトライしてみたくなるでしょう。
でも時間は限られてますから、30秒程度に留めることをお薦めします。

この練習を続けることでListeningだけでなく、Readingも進歩していくことを実感するでしょう。
そしてスラスラと言える文章が増えることでWritingも進歩するはずです。

読む、聴く、話す、書く、このコトバの4技能が別々のものではなく、有機的に繋がっていることを知ってもらえると嬉しいです。
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