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英語は量をこなす

英語は量をこなすことが大切

eAcademyは横浜市青葉区、田園都市線江田駅そばにある英語の学び場です



当校の基本的な指導方針として「量をこなす」ということがあります。
開校当初からお伝えしていますが、「何事も量を伴わない質の向上はない」というのが当校の考えです。これは英語に限らずすべての科目に云えるかもしれません。

ちなみに、成績に悩んでいる生徒の方は、機会があればクラスにいる成績優秀な子に、毎日どんな勉強をしているの訊いてみると良いでしょう。どんなテキスト・問題集を1日にどのくらいやってるのか、それだけ訊くでも良いでしょう。
「そんなにやってんの!?」と驚く確率はかなり高いと思います。

以前のブログでも、短期的に集中して量をこなす学習をした高校生のことをご紹介しました。

https://learning-com.jp/blog/article.html?page=18

今回は中学生のお話です。
この生徒は、とある中高一貫校に通っています。その学校はカリキュラムが変わっており、英語の授業は会話中心だとのことです。それはそれで良いのですが、本人としては大学受験を考えると基礎的な英語力をみにつけないとまずいと考え中3から当校に通うようになりました。


当初は基本的な文法力に欠けており、Be動詞の変化やいわゆる三単現のSも理解できていませんでした。ということで、現状では何も理解できていない、ということを本人とも確認し、中1の英語からやり直すことにしました。

そのための時間を確保するため、当初は週1回のコースでしたが週3回のコースへと変更してもらいました。かつ夏休み等はさらに頻度を上げて通う事を合意したうえで学習をスタートさせました。


話は少しそれますが、こういう状況を見るにつけ、会話重視の英語教育には疑問を持たざるを得ません。この点は別の機会に改めて述べさせて頂きます。


さて、この中3生ですが、「新中学問題集(通称:新中問)」という教材を使って学習することとしました。

この教材は、各項目ごとに理解するべき事項をまとめており、それを一通り読んでうえで、基本事項の確認問題から始まって読解問題で終わるように構成されています。
基礎編と発展編と2種類あり、それぞれ中1から中3までとなっています。副教材として使っている学校も多いと思います。

この新中問を中1基礎編から始めて、中1発展編、中2基礎編・発展編、中3基礎編・発展編とひたすらやっていきました。
現状認識が正確にできていたことから、本人も危機感を持って学習に臨むことができたため、8か月ちょっとで上記6冊を終えました。
途中経過では、間違ったところは適宜解説しながらも、まずは早く進むことを優先させました。


ざっくりと1ヶ月ちょっとで1冊終わらせた計算になります


8か月で6冊の問題集を完了させると何が起きるかというと、以前にやったのと同じ問題だと気づいて、理屈は説明できないけど正しい英語はこれだ、というのが解るようになりました。まだ良く解らないけど、正解はこうだと思う、という状態です。

最後の中3発展編をやるころには、たまにうっかりミスはあるものの、ほとんど間違えることはありませんでした。


この直後に英検3級を受験しましたが、ほぼ満点に近いスコアで合格し、その4月後の準2級も1次試験は楽々で合格しました。2次試験は緊張したらしく、わずかに合格ラインに届きませんでしたが、次回合格は間違いなく、準2よりも2級に的を絞って勉強したいと本人は考えています。


これからに学習計画は未定ですが、現在は高校生の基本文を読み直しています。
どういう進路を選択するかにもよりますが、Cambridgeの「English Grammar in Use」を使って文法事項の整理をするのも良いのではないかと考えています。その素地はできています。


このエピソードを読んで皆さんはどのように感じられるでしょうか?








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