英単語を覚えるには-3

単語の覚え方ってどうすれば?-3
eAcademyは横浜市青葉区、田園都市線江田駅そばにある英語の学び場です
前回、前々回と、単語の覚え方について思うところを発信してきました。
そのポイントは、
忘れることを恐れない
:繰り返し覚える
:目で読むだけでなく声に出して発音する
:書きながら覚える
といったことが重要だとお伝えしました。
それは、科学的には海馬に記憶すべき情報だと判断させるためでした。
そして最後に、単語帳を使って単語を覚えることをお薦めしない、と述べました。
今回はその理由をお伝えします。
結論からお話しすると、
単語は文章の中で覚えるのが最も効率的に覚えられる
と思っています。
何故なら、その文章の脈絡と併せて単語を記憶することができるからです。
単語帳の中の一つの単語をピックアップして意味だけを覚えようとしても、「A は B」といったような無意味な変換を記憶することになり、それに付随するエピソード的な情報が全くありません。
こういったものを記憶するのは難しいのです。
であれば、文章の中の覚えるべき単語を抽出して、その文章の中でどのような使われ方をしているか、よってどういう訳語が適切かを考えた上で、その単語を覚える方が記憶に残りやすくなります。
このことは脳科学的にも立証されています。
その証拠に、「今朝、朝ごはんは何食べた?」と訊かれたら、大体の人は思い出せるはずです。
これは、朝食中の家の中の風景、その時の家族との会話、味や見た目等、様々な情報とともに食べた物を記憶しているからです。
英単語を覚える際にも、同様の状況を作れるかが重要です。
さらには、そうやって覚えた単語に再度出会う頻度は高い方が良いことは前回に述べました。
そうすると、高い頻度で出会うためにはたくさんの文章を読む必要があります。
100 wordsに一度の頻度で使われる単語には、1日に100語程度の英文読解をしていると毎日出会うことになります。
では500 wordsに一度程度の頻度の単語であれば、1日100語の読解量では5日に一度しか出会いません。
これではなかなか覚えるのは難しいでしょう。
つまり英語を読む量を増やすことが大切だということです。
どんどん読んで、出てきた単語を覚えて、忘れて、また同じ単語に出会って、もう1回覚えて、また忘れて、また覚えて....
これを繰り返した結果、「this」や「that」を忘れることはなくなったのではないでしょうか。
読む教材は教科書で充分です。
授業の進み具合など気にせず、どんどん読んで行きましょう。
気が付いたら、知ってる単語が増えてる自分に気づくはずです。
それでも、学校で単語帳に基づいた小テストが行われるケースは多いと思います。
これはこれで仕方がないですね。
その際は、単語とその意味だけでなく、その単語帳に併記されてる例文を必ず音読するようにしましょう。
とにかく、たくさん読むこと!
これが語彙力を伸ばす、ひいては英語力を伸ばすのには最も重要です。
でも、それが一番苦しいんですよね。
よく分かります。
最初は1行だけで良いので、とにかく読みましょう。そのうち2行読めるようになって、3行、4行と増えて行きます。
自分を信じて進みましょう。
eAcademy
横浜市青葉区
田園都市線江田駅そばの英語の学び場
前回、前々回と、単語の覚え方について思うところを発信してきました。
そのポイントは、
忘れることを恐れない
:繰り返し覚える
:目で読むだけでなく声に出して発音する
:書きながら覚える
といったことが重要だとお伝えしました。
それは、科学的には海馬に記憶すべき情報だと判断させるためでした。
そして最後に、単語帳を使って単語を覚えることをお薦めしない、と述べました。
今回はその理由をお伝えします。
結論からお話しすると、
単語は文章の中で覚えるのが最も効率的に覚えられる
と思っています。
何故なら、その文章の脈絡と併せて単語を記憶することができるからです。
単語帳の中の一つの単語をピックアップして意味だけを覚えようとしても、「A は B」といったような無意味な変換を記憶することになり、それに付随するエピソード的な情報が全くありません。
こういったものを記憶するのは難しいのです。
であれば、文章の中の覚えるべき単語を抽出して、その文章の中でどのような使われ方をしているか、よってどういう訳語が適切かを考えた上で、その単語を覚える方が記憶に残りやすくなります。
このことは脳科学的にも立証されています。
その証拠に、「今朝、朝ごはんは何食べた?」と訊かれたら、大体の人は思い出せるはずです。
これは、朝食中の家の中の風景、その時の家族との会話、味や見た目等、様々な情報とともに食べた物を記憶しているからです。
英単語を覚える際にも、同様の状況を作れるかが重要です。
さらには、そうやって覚えた単語に再度出会う頻度は高い方が良いことは前回に述べました。
そうすると、高い頻度で出会うためにはたくさんの文章を読む必要があります。
100 wordsに一度の頻度で使われる単語には、1日に100語程度の英文読解をしていると毎日出会うことになります。
では500 wordsに一度程度の頻度の単語であれば、1日100語の読解量では5日に一度しか出会いません。
これではなかなか覚えるのは難しいでしょう。
つまり英語を読む量を増やすことが大切だということです。
どんどん読んで、出てきた単語を覚えて、忘れて、また同じ単語に出会って、もう1回覚えて、また忘れて、また覚えて....
これを繰り返した結果、「this」や「that」を忘れることはなくなったのではないでしょうか。
読む教材は教科書で充分です。
授業の進み具合など気にせず、どんどん読んで行きましょう。
気が付いたら、知ってる単語が増えてる自分に気づくはずです。
それでも、学校で単語帳に基づいた小テストが行われるケースは多いと思います。
これはこれで仕方がないですね。
その際は、単語とその意味だけでなく、その単語帳に併記されてる例文を必ず音読するようにしましょう。
とにかく、たくさん読むこと!
これが語彙力を伸ばす、ひいては英語力を伸ばすのには最も重要です。
でも、それが一番苦しいんですよね。
よく分かります。
最初は1行だけで良いので、とにかく読みましょう。そのうち2行読めるようになって、3行、4行と増えて行きます。
自分を信じて進みましょう。
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