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文法の勉強はほどほどに

英語力向上のためには、とにかく英語を読むことが必要です。
細かい文法にあまりこだわりすぎることはお薦めしません。

何故なのか?
それについて思うところを述べさせて頂きます。

英語に限らず全ての言語はヒトの発する音声とそれが繋がって意味を形成するようになっています。それを英語の文章の中で考えてみます。

先ず「Alphabet」と云われる「文字(Letter)」があります。
そしてその文字が集まって「単語(Word)」ができます。
「単語(Word)」がある一定のルールに基づいて意味を成す順番で並ぶことで「文(Sentence)」が作られます。
複数の「文(Sentence)」があるテーマに沿って固まりを作ったものが「段落(Paragraph)」と呼ばれるものです。

この「段落(Paragraph)」が集まって一つの主張を成すようになります。
それは物語(Story)であったり論文(Thesis)やエッセイ(Essay)であったりと様々な形態をもっています。

その中の一部(Passage)を長文読解問題では読むわけです。

つまり英語の文章とは以下のような構造になっているのです。

LetterがWordを作り
Wordが並んでSentenceとなり
Sentenceが集まってParagraphが作られ
Paragraphが並ぶことでPassageを構成する

この構造の中でSentenceを作るためのWordの並べ方のルールを「文法(Grammar)」と呼びます。

つまり文法とは「Sentence」をきちんと理解するためのものでしかありません。

よって文法を詳しく学習しても、一文を正確に読み解けるようにはなっても、Passage全体を読む力が向上するわけではありません。

文法(Grammar)は文(Sentence)と文(Sentence)の繋がりや流れを教えてはくれないからです。

では、どうすれば英語の読解力を向上させることができるのでしょうか?

それには、とにかく英語をたくさん読むことしかないと、私は信じています。
ひょっとしたら他に有効な手立てがあるのかもしれませんが、私は現時点でそれを知りません。


身もふたもない話かもしれませんが最も効果的な英語学習の方法は、たくさんの英文を読むということに尽きるのではないでしょうか。


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