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受験終了後も通い続けてくれる生徒

某大学付属高校の内部進学テストが終わりました。このテストの結果によって進める学部が決まります。浪人の心配はないとはいえ、大学付属高校といっても厳しい環境にあるんだな、と思います。

内部進学の制度は学校によって様々です。この辺りの様子は別途お知らせしたいと思います。



そんな中で、一人の高3生が内部進学の試験が終了しても続けて通いたい、と言ってくれました。

理由は、この半年の指導おかげでかなり英語が読めるようになってきたのが自分でも分かる。いいところまで来てるので、もっと英語が読めるようになりたいし、なれる気がするから、とのことです。これからはTOEICを受けたいとも言ってます。







こういう事を言ってもらえると、とても嬉しいものがありますし、やってきた指導方法が間違ってなかったんだ、と自信にもなります。この機会に、英語を読むことで世界が拡がるんだ、ということを実感してもらえたら、これほど嬉しいことはありません。



確かにこの生徒は、入会してからの英語力が向上してきています。定期テストでは文法もリーディングも60点程度だったものが90点台を取れるようになりました。



この生徒の入会からのこれまでの勉強について簡単にお伝えしたいと思います。



まず、この生徒が力をつけた最大の理由は「本人のやる気」です。塾に通う理由は成績を上げたい、これ以外にはありません。普通の商品を買う場合は、代金を払えばその代金に見合った商品を買うことができます。しかしお金を払って塾に通えば成績が上がるか、というと、そんなことはありません。まず、本人が本気で成績を上げたいと思っていることが重要です。その気持ちを引き出して、そのやる気を行動に変えさせてあげることが塾のやるべきことです。





この生徒は今年の2月に入校しました。志望する学部はレベルが高く、現状ではとても手が届かないとの理由からの入校でした。



地力を着けるために当校の方針でもある、「量をこなす」ということを主眼に指導してきました。まずは文法理解のため「Evergreen」を1ヶ月で2周しました。



その後は、ひたすら長文読解問題をやりました。英語力向上の近道はたくさん読むことに尽きると思います。

400語前後の問題を50問やりました。つまり400語x50問=20,000語の英語を読んだことになります。それを復習のためにもう1周したので、さらに倍の40,000語を読んでいます。

本にすれば80ページくらいの量だといえます。



長文読解をやるにあたりアドバイスしたことが一つあります。



「問題に正解するかしないかは気にする必要はない。本文を隅から隅まで理解できるよう読むこと、それができなければ問題に正解しても意味はない」

このアドバイスは、英検であれTOEFLであれ当てはまるものです。



さらに、その50問の中から好きなものを1問選んで、それをひたすらListeningをしながら音読しました。音源と同じスピードで読めるまで繰り返しました。



こうして試験本番の3週間前になりました。ここからは、同じ文章を繰り返すことにも苦しさが出てくるので、英検2級の長文問題を新たにトライしました。するとほぼほぼ全て正解でき、本文の内容もほぼ理解できていました。



いちばんビックリしたのは本人です。私もここまで向上しているとは思ってませんでした。



こうして本番では、「緊張もしたけれど力を出し切れた。解らない箇所もあったけど、予想以上に読んでて解るので試験が楽しかった。」と感じたようです。

まだ試験の結果が発表されるのは先ですが、悔いのない試験となったようです。



その結果、はじめにお知らせしたように、引き続き通ってTOEICに挑戦することを決めました。



これからはもっと難しくなって行きますが、しっかりサポートしたいと思います。また続けて通うことを認めてくれたご両親への感謝を忘れずに頑張ってほしいと思います。



PS: この生徒は無事に志望学部に合格しました!