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新しくなった英検のWriting問題はReading問題

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2024年度から英検の問題に変化がありました。

3級より上級の問題について、Readingの読解問題が1問削減されてWriting問題が2問に増えた形です。

もう少し具体的に見ていくと、2級から1級は与えられた英文を要約するという型体で、3級と準2級はメール文を読んでそのメールに対して返信する、というものになっています。

もう1問は従来通りの問題です。

さて、ここで新しい設問についてですが、解答は書かれたものとなるのでWriting問題とされていますが、少し考えてみましょう。

英検が示したサンプル問題や、2024年度第1回及び第2回の問題を分析してみましたが、結論は以下の通りです。

このWriting問題は、Writing問題である前に読解力の問題です。

文章を要約するには、その文章を読めなくてはなりません。読んで何が書かれているのか解らなければ正しい要約はできません。

メールの返信も同様です。受信したメールに的確な返信をすることはビジネスの世界でも必要な能力ですが、そのメールの内容が理解できていないことには無理なことです。

つまり新しいWritingの問題は、Reading力を問われる問題でもあるのです。
内容を理解できる読解力があってはじめて正解できる問題なのです。

新たなWritingの問題が加わることが発表されて以来、解答するうえでのポイントなどの解説が多数出回っていますが、表面的なコツやスキルを理解しても、読解力がなければ役に立ちません。

形式の変更に惑わされず、これまで通り読解力を鍛える学習をすることが最も重要であることを肝に命じましょう。


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