発音はやっぱり重要!
eAcademyは横浜市青葉区、田園都市線江田駅そばにある英語の学び場です
最近、「やっぱり発音を身に付けることは大切だ!」と思わされることがあったのでご紹介します。
これを読んで発音の大切さを知ってもらえることを願っています。
ある高校2年生を指導中のことです。
彼は次のような問題に取り組んでいました。
A・Bの文章が同じ意味になるようにカッコに適語を入れる話法に関する問題です。
A: My friend said to me, "You should call her now."
友達は私に言った、「今、彼女に電話するべきだ・」
B: My friend ( ) ( ) ( ) call her right away.
正解は
B: My friend ( advised ) ( me ) ( to ) call her right away.
友達は私に彼女にすぐ電話するように助言した。
が最適でしょう。
どういう場面なのかが不明なので、「advised(助言・アドバイスする)」は「told」でも良いかもしれません。
当該生徒はここに「read(読む)」という語を解答していました。
何故「read」としたのか、意図が全く分らなかったので訊ねてみました。
すると彼曰く、「すぐに電話するように私を導いた、という感じで"read"じゃないかと思った」
一瞬意味が解らず、間が開いてしまいましたが、彼に訊いてみました。
「それって、ひょっとして"lead"のこと?」
彼も一瞬意味が解らなかったようで、間が開きましたが、、、
「あっ!」 と気が付いたようです。
「lead」は場面によっては、ひょっとしたらあり得る解答かもしれません。しかし「read」はあり得ません。
この間違いは、「L」と「R」の発音と、その違いによる意味の違いを理解できていないことに根本的な理由があります。
英語学習において発音は非常に重要です。
当校では入会当初に最低限身に付けるべき英語の発音を指導していますが、時にこのような間違いをする生徒が出てきます。
「L」と「R」の発音は日本人には悩ましいものであることは確かですが、これができないと上記のような間違いをしてしまうことになります。
日本語の「ラ行」とは全然違う発音であること、「L」と「R」の違いによって意味が変わってくることを理解て、通じる程度に発音できるように練習しなくてはなりません。
発音が重要と云っても、Native speakerと同じ発音ができるようになる必要はありません。(それを目指して練習することは大切ですが)
ただし、少なくとも相手に通じる程度の発音を身に付けることは必要です。
「L」と「R」の区別がつけられないと、何を言いたいのかが相手に伝わりません。
上記の問題のような場面で、「advised」ではなく「lead」と正しい発音で言えば、ちょっと変だなと思われても言いたいことは解ってもらえるでしょう。
しかし「read」では、さすがに相手も混乱するでしょう。
日本滞在が長く、日本人が「L」と「R」の区別が苦手であることを分かっている人であれば、笑みを浮かべて頷いてくれるかもしれません。
しかし、そういうストレスを相手に与えない程度には発音を練習することが大事ですし、それが英語を理解することの手助けとなることも間違いありません。
eAcademy
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最近、「やっぱり発音を身に付けることは大切だ!」と思わされることがあったのでご紹介します。
これを読んで発音の大切さを知ってもらえることを願っています。
ある高校2年生を指導中のことです。
彼は次のような問題に取り組んでいました。
A・Bの文章が同じ意味になるようにカッコに適語を入れる話法に関する問題です。
A: My friend said to me, "You should call her now."
友達は私に言った、「今、彼女に電話するべきだ・」
B: My friend ( ) ( ) ( ) call her right away.
正解は
B: My friend ( advised ) ( me ) ( to ) call her right away.
友達は私に彼女にすぐ電話するように助言した。
が最適でしょう。
どういう場面なのかが不明なので、「advised(助言・アドバイスする)」は「told」でも良いかもしれません。
当該生徒はここに「read(読む)」という語を解答していました。
何故「read」としたのか、意図が全く分らなかったので訊ねてみました。
すると彼曰く、「すぐに電話するように私を導いた、という感じで"read"じゃないかと思った」
一瞬意味が解らず、間が開いてしまいましたが、彼に訊いてみました。
「それって、ひょっとして"lead"のこと?」
彼も一瞬意味が解らなかったようで、間が開きましたが、、、
「あっ!」 と気が付いたようです。
「lead」は場面によっては、ひょっとしたらあり得る解答かもしれません。しかし「read」はあり得ません。
この間違いは、「L」と「R」の発音と、その違いによる意味の違いを理解できていないことに根本的な理由があります。
英語学習において発音は非常に重要です。
当校では入会当初に最低限身に付けるべき英語の発音を指導していますが、時にこのような間違いをする生徒が出てきます。
「L」と「R」の発音は日本人には悩ましいものであることは確かですが、これができないと上記のような間違いをしてしまうことになります。
日本語の「ラ行」とは全然違う発音であること、「L」と「R」の違いによって意味が変わってくることを理解て、通じる程度に発音できるように練習しなくてはなりません。
発音が重要と云っても、Native speakerと同じ発音ができるようになる必要はありません。(それを目指して練習することは大切ですが)
ただし、少なくとも相手に通じる程度の発音を身に付けることは必要です。
「L」と「R」の区別がつけられないと、何を言いたいのかが相手に伝わりません。
上記の問題のような場面で、「advised」ではなく「lead」と正しい発音で言えば、ちょっと変だなと思われても言いたいことは解ってもらえるでしょう。
しかし「read」では、さすがに相手も混乱するでしょう。
日本滞在が長く、日本人が「L」と「R」の区別が苦手であることを分かっている人であれば、笑みを浮かべて頷いてくれるかもしれません。
しかし、そういうストレスを相手に与えない程度には発音を練習することが大事ですし、それが英語を理解することの手助けとなることも間違いありません。
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