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「NO」という語の意味を考える

eAcademyは横浜市青葉区、田園都市線江田駅そばにある英語の学び場です


今回は「NO」という単語、あるいは接頭辞の意味について思うところを述べてみたいと思います。

「NO」という語を最初に学ぶのは、疑問文に対する答えとして「いいえ」の意味でしょう。

Do you like an apple? : リンゴは好きですか?
No, I do not. : いえ、好きじゃないです。

といった感じです。


ところが英語学習が進むとこんな文章に出会います。

I have no money. : 全然お金を持ってない。
Nobody likes him. : 誰も彼のことを好きじゃない。
Nothing is impossible. : 不可能なものなど何もない。やればできる。


このような文章の意味を考える際に、授業ではどのように教えてるのでしょうか?

eAcademyでは「NO」という語は「ゼロ」という意味だと理解するよう指導しています。

前述の文章で説明します。
次のように英文の意味を理解します。

I have no money. : 私はゼロ円のお金を持ってる。
Nobody likes him. : ゼロ人の人(body)が彼のことを好きだ。
Nothing is impossible. : ゼロ個の物(thing)が不可能だ。


これらが上記英文の本来の意味です。

しかしこれだと日本語があまりに不自然です。
だから、もっと自然な日本語に表現を変更しているのです。
つまり直訳ではなく意訳しているということです。


意訳することは悪いことではありませんが、何故そういう意訳になるのかということを一旦は直訳したうえで理解することが必要です。

そうすることで英語と日本語の表現方法の違いを理解することができて、その結果として英文理解がより確かなものになります。

変な日本語だけど直訳することで、英語の理解が深まると同時に日本語の理解も深まるはずです。


多くの反論もあるでしょうが、

英語を読んでいる時(英文解釈を勉強している時)、日本人は最も深く日本語の勉強をしていると思います。

国語の授業中ではありません。


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