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“It is time we leave.” は何故間違い?

ある生徒から質問されました。



「もうお暇(いとま)する時間です」という意味を英語でいう場合、



何故、

It is time we leave.

じゃないのか?



確かにこの場合

It is time we left.

と言います。



あるいは

It is time we were leaving.

こちらの方が「もう行かなきゃ」というニュアンスをより表現します。



この場面は、今まさにおいとましなくては、という現時点の様子ですから、過去形(あるいは過去進行形)であることの理由が分かりません。



質問された時は、私が最も信頼するスーパーアンカー英和辞典の「time」を開かせて、説明箇所を読ませました。

そして、「ということで、何故かは知らんが過去形になるんだよね」、と答えましたが、このままでは気持ち悪いので、Native Speakerの友人に質問してみるからと、伝えました。



その友人から帰ってきた返事は以下の通りです。



The answer to your English question. (君の質問に対する答えだけど)



“It is time we were leaving” is correct (“It is time we were leaving.”は正しいよ)



You could also say (こうも言えるね)



“It’s time we left”



I know both are grammatically unusual becase its stating past tense, “were leaving” for something you will do in the future.

(どっちも文法的には変な感じなのは分かるよ、だってこれからしようとする事を表現するのに過去形を使ってるからね)



彼の回答メールをそのままコピペしてます。日本語は私です。



結論からすると、私の疑問に対する答えに全然なってませんが。

しかも、ピリオドが無かったり、「because」のスペルは間違ってるし。。。。。

Native Speakerでもこんなもんなのでしょう。



「なんで過去形を使うんだ?」ということを知りたいのに。。。。



この返信から私が思ったことは、、、、、

Native Speakerも良くわからない文法的なことってある、ということです。我々日本人でも同じことがありますよね。でも、そう言うんだもん、ということなのでしょう。

これ以上、理屈を考えることに時間を使っても意味は無いでしょう。通時言語学的経緯があるのだとは思いますが、そういうのは英語学者にお任せして、私たちは先に進むべきです。



そういうものだ、と割り切って。



英語の勉強は数学のそれとは異なります。理屈で全て説明できるものではありません。



「ま、そこらへんテキトーによろしく」とした方が良いケースは多々あります。だって、英語に限らず言葉なんてテキトーな人間が使ってるものなんですから。



こういう場合は、一旦割り切って先に進みましょう。



英語上達のコツの一つは、「解らないところはすっ飛ばす」です。



これは私が高校時代に英語の先生に言われたことですが、その通りだ、と感じることが多々あります。

あまり細かい文法なんか忘れて、どんどん読んでいきましょう!



後になって、「あ、そういうことだったんだ!」と分かることはいっぱいあります。